パンうめぇ

園児ニアの日記帳

2020振り返り

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大変な年だった.コロナ渦でライブにもいけず,インターンや就活もオンラインという特殊な環境で実施,慣れない部分もあり苦労した.

一方大学生活史上最も外の世界に触れ,学ぶことが多い年でもあった.

振り返っていく.

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大まかに

  • 1月 ~ 2月: 卒論(とライブ)
  • 3月: 技術バイト
  • 4月 ~ 8月: 技術バイト,授業,インターン選考
  • 8月 ~ 10月: インターン
  • 10月 ~ : 就活

1月 ~ 2月: 卒論(とライブ)

卒論発表にめちゃくちゃ追われていた.あまりにもきついので,発表2週間前に関東ライブに逃避行した.

のライブを見に行った.現実を忘れて浴びるごちうさ楽曲は罪悪感も良いスパイスとなり,キマりました.

アフロのライブは推しが美人すぎてキョドっていた.公開アフレコのクオリティの高さに衝撃を受け,声優の凄さを肌で感じた.またライブパートでY.O.L.O!!!!!を回収でき,「アフロのファンでよかった...」とクソデカ感情なった.

D4DJのライブはオルスタだったので,泳いで前に行った. さえチがビビるほどギターうまかった.

ちなみに卒論の進捗がやばいため,ライブ以外の時間(1日6,7時間)は宿に籠もって実験と論文執筆を進めていた.というか自動スクリプトをライブ中にも走らせて研究を進めていた.

帰沖後も死ぬ気で論文を書き,発表の練習をしていた記憶がある.発表前日から当日まで一夜漬けでみんなで発表練習をした.

なんとか無事発表を終えて気絶し,参加予定の打ち上げ中盤頃に絶起した.

3月:技術バイト

去年の11月から続けていた技術バイトを3月いっぱいでやめた. Go, Nuxtでwebアプリを作っており,型の安全性を体感した.

4月 ~ 8月: バイト,授業,インターン選考

バイト

元々関わっていたRailsを使ったプロジェクトに再ジョインした. 以前はサーバーサイドが主だったが,インフラ周りを担当させてもらった.

その後新規プロジェクトにジョインし,DBの設計にも携わらせてもらった. モデルを大量に作ってテストをゴリゴリに書いた記憶がある.

完全リモートなので,認識の違いが生まれないようなテキストコミュニケーションを意識した開発を行った.しかしうまく伝えられない場面も多く,四苦八苦していた.

授業

オンラインでの実施となり,家に作業場所がないのでキツかった.できるだけ研究室にいた. 院の授業は基本的に英語の論文を読んでスライド発表という流れなので,英語力とプレゼン力がついたのはありがたかった.

UI/UXについて議論し,実際にアプリケーションを開発する授業もあり楽しかった思い出.

ただ全体として課題が多く,研究室の同志と協力することで片付けられたのは大きい.友達大事.

インターン選考

7月ごろ?からインターンの選考を受け始めた.

結論から述べると10社受けて3社受かった.

コロナの影響もあるのか,基本的に公開されているインターンは倍率がエグかったと思う.

軽く病みそうになるくらいには精神を消耗する活動だった.個人的にP社に行きたかったので最後の面接で落ちたのは悔しい思い出である.

公開されているインターンの多くはコーディングテストがあり,アルゴリズム力を鍛える必要があると痛感した. とはいえそれなりに倍率のある選考を突破することでき,今までのAtcoderの積み重ね(なお灰色)が生かされたと思う.

8月 ~ 10月: インターン

一番濃い時期だった.3社のインターンに参加した.

GA tecnologies

詳細はここを見てほしい.「Rails完全に理解した自分」が挫折を味わうことになる.

ただここでの経験はかなり生きた.自分に足りないところを重点的に学んだことで,後のインターンで壊滅的につまずくことを防いだ.

具体的にはフロントとバックエンドを分けたアーキテクチャパターンでの

  • API設計
  • サーバサイドの実装(jsonでの通信)
  • トークンを利用した認証・認可

である.プロのコードから得られることは多く,今でも困ったときに拝見している.

Media do tech internship

2週間でサービスの企画立案,開発を行うインターンシップに参加した.

オンライン環境で知らない人たちと開発するので,最初とても人見知りしてしまい,精神的にキツかった.

しかし「開発する上で,いかに心理的安全性を確保するか」をチーム全員で考え,ルール化したことで後半とても開発しやすい環境となった.個人的に最もチームビルディングが成功したイベントだった.

ルールはこんな感じ

- 質問はすぐにする(10分)
- 良い雰囲気を作る(褒める,リアクション,ため口)
- モーニングルーティンで役職決めを行う
- ファシリテータは認識の共有をワークの初め等定期的に行う
- ワークはそれぞれ3分程度余裕をとる(タイムキーパーは時間経過の報告)
- 共有サイトを決める(Notion)
- 個人ワークを多くとることを意識する
- ピッチ練習の時間に前日のTryを確認する
- 1時間に10分休憩
- 作業終了時は報告する

毎日のKPT分析で活動を振り返り,ルールを更新していった.

オンライン開発において心理的安全性を担保するチームルールはかなり有効ということを学んだ.

Sansan tech intenship trigger

詳細はここを見てほしい. チームメンバーのレベルがとても高く,開発しててワクワクした.特にプレゼンに対する作り込みは今まで経験したどのイベントよりも凄かった.

一貫して情報共有と時間管理の重要性を強く学んだイベントだった.

ただここら辺は前回のインターンでルール化できていたので,早めに組み込めなかったのは反省点.

夏のインターンを終えて

技術も難しいが,チームビルディングも難しい.しかしとても重要だと学んだ.

「強いチーム」を作る上で大事なのは言語化だと思う. オンラインだと情報量が減るので,伝え方を意識しないと情報は伝わらない. 共通認識を持たなければチームはうまく回らないので,そのための言語化手法について学べたのは大きかった.

またインターンを学んだこと,やってみたいことをバイトで述べると経験させてもらえたのでありがたかった.

10月 ~ 12月: 就活

待ちに待った就活がやってきました(). ここら辺はnoteにお気持ちを表明しているので見てほしい.

note.com

辛い部分も多いですが,前向きに頑張ります.

一年を振り返ってみて

「why?」を意識するようになった

より本質を意識するようになったと思う.例えば技術スタックだと,

  • なぜこの技術はこのように実装されているのか
  • なぜこの技術が採用されたのか

サービス立案だと

  • なぜこのサービスをやるのか
  • このサービスを通じて本当に届けたいことってなんだろう

みたいな感じ.

少し前まではRailsのレールに乗って実装することでweb appをわかった気になっていたが,Railsが裏で行っていることを深堀りしたくなったし,「そもそもなぜオブジェクト志向なのか?」,みたいなところもちゃんと知りたくなった.

実装知識も大事だが,技術スタックの背景,思想を知らなければ応用は効かなさそう.「FWに書かされている」エンジニア にはなりたくない.なので来年はよりCSに近いところにフォーカスしていくつもりです.

またGolangなどの静的型付け言語でweb appを作ってみて,動的型付けとの違いを学びたいと思う.

最後に

コロナでオンライン開催になったことで,色々な技術イベントに参加しやすくなったのは利点だと思う.

なんだかんだ刺激的で楽しい年だったので,来年も良い年にしていきたいです.